




白山だだちゃ豆とは
だだちゃ豆は普通の枝豆よりも小粒ですが、その分凝縮された茹でたトウモロコシのような甘味で、とても良い香り がするのが特徴です。
コクのある甘味となんともいえない風味。庄内地方ではザルに山盛りにして、家族でたくさん食べます。やめられない止められない美味しさです。
だだちゃ豆の名前の由来はいろいろな説がありますが、最も有力視されているのがこの地方の父親の呼称 「だだちゃ」からきているという説です。
12月頃から3月頃までの間に、乾燥させた豆の中から1粒ずつ、良い種を選び出します。
良い種のポイントは豊満ではなく、くぼみやしわがあることです。
これらが良い種になる理由はわかりませんが、こうしないとまずい味に戻ってしまうといわれています。
だだちゃ豆を発送し始めたきっかけ
当店は以前から山形の酒に特化し、昭和60年頃から厳選した銘酒を県外のお客さまに発送しておりました。
お中元の時期からはややずれてしまうのですがお得意様への贈答として、 地元で昔から評判の枝豆 を差し上げていました。
だだちゃ豆は今でこそ名の知れた枝豆となりましたが、当時は山形県内でも内陸部の人は名前すら知らなかった方も多く、全国的には全く無名の枝豆でした。
ところが食べた方から 「美味しいので買ってでも食べたい!」 と依頼を受け、発送をはじめました。
1988年のヤマト運輸クール便登場と同時に開始しましたので、全国でも最も早くだだちゃ豆の通信販売を始めました。
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朝とってきた本場の鶴岡産 白山だだちゃ豆です | 発送業務担当、木川屋スタッフの古家です。 皆様に美味しい枝豆をお届け致します。 |
だだちゃ豆の高い栄養成分
美肌効果があるとされるオルニチンを多く含むと知られているシジミよりも、 だだちゃ豆がさらにその成分が多いとの分析結果が得られました。
だだちゃ豆の機能性成分はオルニチンのみにとどまらず、GABAやうまみ成分であるアミノ酸の一種アラニンなどの栄養成分が豊富に含まれていることがわかりました。
オルニチンは、肌の若返り効果のある成長ホルモンの分泌を促進し、美肌を維持する効果があるといわれています。
シジミ 100g中に約10~15mgに対して、だだちゃ豆は100g中に約20~40mgが含まれています。
※分析 山形大学農学部 阿部教授
枝豆の栄養を見てみると、大豆と同じく、良質なたんぱく質や大豆イソブラボンが豊富です。 更にはビタミンB1・B2・E、カリウムやカルシウム、亜鉛や葉酸も含みます。
枝豆は大豆に含まれる成分に加えて、ビタミンAやビタミンCといった、大豆にはない成分もあります。
ビールのお供によく枝豆を食べますが、ビタミンB1はアルコールの分解に必要な成分。おつまみとして理にかなっていると言えます。
だだちゃ豆の栄養面を見てみると、こちらも枝豆と同じ成分を含んでいます。
ただしアミノ酸の一種「アラニン」と、糖類の一種「スクロース」が枝豆よりも多い事が判明しています。 スクロースは甘みを感じる成分で、アラニンはうまみ成分の一種。強い香りの元ともなっています。
アラニンやスクロースといった成分は塩を振ることで、味がより強く出る特徴があります。 そのためだだちゃ豆を塩茹ですると、香りから美味しく感じられ、味がとても濃厚になります。
厳選しただだちゃ豆をお届けいたします
だだちゃ豆は白山地区のだだちゃ豆作り名人、板垣さんが作られたものだけを販売しております。
板垣さんは冬期間は、大山で酒造りをされている蔵人でもあります。
美味しいだだちゃ豆を作っているだけでなく人柄もすばらしい方です。
板垣さんのだだちゃ豆は、長年だだちゃ豆を取り扱ってきた当店も納得できる美味しいだだちゃ豆です。
だだちゃ豆はいつもどおり鶴岡白山産の本場のだだちゃ豆です。
なんでも価格高騰の世の中ですが、だだちゃ豆の価格は今年は昨年と据え置きといたしました。
たくさんの方に味わっていただけるとうれしいです。
収穫されただだちゃ豆は人間の手と目で全て選別しています。
だだちゃ豆を収穫するのもたいへんですが、この選別もたいへんです。板垣さんの豆はベテランの方々が仕分け作業をされています。
枝豆は天候次第で一気に成長することもあるので、収穫と選別が追いつかないと美味しいタイミングを逃すこともあります。人手の確保がとても重要になります。
ですので、農家の負担を減らすために、木川屋は収穫があるたびに豆を現場まで取りに行って、袋詰めは自分たちでやります。
農家が選別したものをさらにもう一度選別しながら私達自身が袋詰めします。
お客様へ美味しい豆をお届けいたします。
お届けするだだちゃ豆について
- 木川屋のだだちゃ豆は全てだだちゃ豆作りの名人、板垣さんが栽培したもののみです
- 品代に送料を含んだ価格にはいたしません
- だだちゃ豆 = 全て2粒のさやではありません
送料無料と明記されている場合、予め送料分を上乗せした価格になっているのがほとんどです。
その場合は複数の注文をした場合、送料を二重三重にお客様が負担していることになってしまいます。
当店は何袋でも同一の送料でお届けします。
だだちゃ豆は全て一つのさやに二粒のものしかないと思われている方が多いようですが、そんなことはありません。
全体量の半分以上は二粒ですが、残りは三粒や一粒のものです。
三粒でもちゃんとだだちゃ豆です。
枝豆は鮮度が命! 生の状態を短くしましょう
枝豆は鮮度が命です。届いたらすぐに茹でるのベスト!
すぐに茹でられないときは濡れた新聞で包んで冷蔵庫で保管下さい。
風味は多少損なわれてしまいますが、1〜2日はもちます。
だだちゃ豆の美味しいゆで方

**1. 洗い桶(ザルでも大丈夫です)で水を掛けながらゴシゴシ擦り、豆の表面の毛を洗い流して、ザルに上げて水気を切ってください。**
手数はかかりますが、さやの両端をハサミで切り落としておくとさらに美味しくなります。

**2. できるだけ大きい鍋にお湯をたっぷり入れましょう。お湯は沸騰させてください。**

**3. 塩を入れて豆を入れます。 塩分濃度は4%と高めがおすすめ。水1リットルに対して塩が40gとかなりの量になります。**
すぐに召し上がるのではなく、冷蔵庫で保管する場合は、塩の量を減らして下さい。

**4. 三分〜五分くらい(好みの固さになるまで)強火で茹でます。**
茹ですぎないように食べながら様子を見ると良いです。

**5. アクが出てきて、だだちゃ豆の香りがしてきます。**

**6. 好みの固さになったら、ザルにあけてください。ヤケドに注意!**

**7. 素早くザルに上げて、水を切って、扇風機やうちわなどで熱気をとばしてください。**
その後冷蔵庫に入れましょう。

**8. 塩のおすすめはなんといっても 酒屋の塩。**
痛みやすい豆なので多いときはポリ袋に入れて冷蔵庫で保管すると日持ちします。
十分冷やして食べるとより美味しく召し上がり頂けます。

**9. さぁ出来ました。みんなで食べましょう。**
冷凍で長期保管をされる場合は、固めに茹でて氷水等で熱をとってから冷凍庫に保管下さい。
お申し込みの前に
美味しいだだちゃ豆をお届けするために、木川屋では以下のお願いをしております。
たいへん申し訳ございませんが、
ご了解頂けるお客様のみご注文下さいますようお願い申し上げます。
- 到着日の指定は出来ません
- 全てクール便で発送いたします
- ご不在の日がございましたら、お知らせ下さい
- 包装は行なえません
- 冷凍以外のその他の商品と同梱可能です
- お届け時期ついて
- 天候不順や自然災害等で収穫できない年もあります
- 味についてのクレームはお受けできません
平日着もしくは土日着のご指定は可能ですが、 到着日のご指定はできません。
鮮度を維持するために全てクール便で発送いたします。
到着後も冷蔵庫で保管して下さい。
ご不在日を避けてお届けするようにできるだけ調整いたします。
・のし・メッセージ添付は可能です。
だだちゃ豆以外の商品を一緒にご注文で、だだちゃ豆と別の発送をご希望の場合はその旨連絡事項でご指定下さい。
ご指定が無い場合はだだちゃ豆とまとめて発送させていただきます。
お届けの時期は天候や豆の生育状況によりご案内の時期よりも 前後する場合 があります。
平日・土日着指定でも、天候等の影響でご指定どおりに届かない場合がございます。
天候不順や自然災害で収穫ができない場合もございます。
収穫ができない場合はキャンセル処理させていただきます。
前払いの場合は全額のご返金での対応とさせていただきますのでご了承下さい。
農産物は工業製品ではありません。
天候不順やその年ごとの気候の違いや環境の違い等で味わいは異なります。
お客様の好みや主観による味についてのクレームはお受けしかねます。
送料について
- 種類の違う豆は別々の発送になります。その場合はそれぞれ送料が発生いたします。(後ほど総額をお知らせいたします)
- 一梱包あたり13,200円以上(お酒等他の商品とまとめての金額でも大丈夫です)の場合は 送料無料(クール料金450円のみ)でお届けいたします
- 沖縄は送料無料対象外エリアです
木川屋のだだちゃ豆 ご注文
甘味がのり始め、年によっては白山をも上回る美味しさになります。特有の風味があります。見た目は白山よりもくびれていません。
だだちゃの中で風味・甘味が最も強い。一番旬のだだちゃです。くびれがあり、粒は小さめです。凝縮された甘味と旨味があります。
甘味が強く、だだちゃの風味が楽しめる。あまりくびれてなく、粒はやや大きめで食べ応えがあります。
だだちゃ豆にはぜひ酒屋の塩を! 原料は日本近海の天然海水のみ。塩化マグネシウム等のにがり成分を後から加えるようなことも一切せず、手間のかかる平釜製法で作られています。