・新橋本店 4/22〜5/11まで無休営業
・山居倉庫店 無休営業
・みなと市場店 4/25〜5/7まで営業
2024年は三店舗ともGW期間中は無休営業いたします。
毎年たくさんのご来店誠にありがとうございます。新橋本店の駐車場混雑時はスタッフにお申し付け下さい。
僅か10%ほどしか採取できない超貴重な雫酒
最高級の日本酒、吊雫原酒
究極の搾り、「雫採り」とは?醗酵が終わった醪(もろみ)を搾る作業を上槽(じょうそう)といいます。 上槽にはいろいろな方法がありますが、一番ポピュラーなのは薮田(やぶた)というアコーディオンカーテンのお化けのような大きな機械で搾る方法です。薮田は作業がとても楽で、また一度に多く搾ることができます。 雫採りは、醪を袋に入れ、小さなタンクなどに吊るし、滴り落ちた僅かな雫だけを斗瓶(とびん)に集める搾り方です。 空気に触れる時間が長く、酸化する危険性がたいへん大きくなりますので、蔵によっては造りの作業を一時中断してまで、蔵人総出で短時間で一気に吊るす、重労働でたいへん手間がかかる搾り方です。 一つのタンクから雫採りで採れるのは一升瓶で1000本程度しか作れない小さいタンクから、僅か100〜150本程度になります。 通常は年に一度、広島で行なわれる全国新酒鑑評会などに出品する特別な酒にしか行なわれず、市販酒ではほとんど見られない最高級の搾り方になります。 吊雫原酒について市販されているお酒のほとんどは出荷されるときに、割水(わりみず)といってアルコール度数を1〜2%ほど落とします。 吊雫原酒は、この割水を一切行なわない原酒です。雫採りによって綺麗に仕上がった上品な酒質とアルコール分の高さによる厚みのある味わいとで、飲みごたえと美しい味が高いレベルでバランスした逸品です。 貴重な雫採りを割水無しの原酒で…。贅を尽くした木川屋だけの特注品、最高級の酒をお楽しみください。 吊雫原酒の美味しい飲み方雫採りなどの高精白した高級な大吟醸は、一般的に冷たくひやして飲むとされておりますが、冷たすぎると逆に本来の香りや繊細な酒質が味わえなくなってしまうことが少なくありません。 特に吊雫原酒の場合、温度を冷たくし過ぎると、特徴である美しい香りが内側に閉じこもってしまい、深みのあるコクや、まろやかさ、澄んだ喉ごしなど、折角の吊雫原酒ならでは高品質な味わいが楽しめなくなってしまいます。 保管は必ず冷蔵庫で、飲まれる際は冷蔵庫から出してすぐでは冷えすぎですので、10分程度待っていただくと酒が眠りから覚め、美味しくお飲み頂けます。もし、残った場合はまた冷蔵庫で保管下さいますようお願いいたします。 |
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2016 ワインアドヴォケイト 日本酒部門
93ポイント獲得。800銘柄中第5位。