山形県庄内町 鯉川酒造 株式会社
鯉川・こいかわ
米どころ庄内の中心地
鯉川酒造を語る上で絶対に外せないのが、亀の尾です。亀の尾は米の品種で、以前は飯米から酒造好適米まで様々な用途で用いられていました。 幻の米 亀の尾発祥の地漫画「夏子の酒」をご存じでしょうか? あの物語の中で「龍錦」の名で登場していた米、それが亀の尾です。余目町は「亀の尾」発祥の地でもあります。 鯉川の特徴に蔵人自らが米を作り酒を醸してるワインで言えばドメーヌに値する蔵元である点があります。徹底的とも呼べるほど地元にこだわったスタイルは本当の意味での「地酒」とも言えるでしょう。 鯉川 蔵元紹介鯉川酒造は、享保10年(1725年)山形県庄内地方において清酒醸造業を開始し、 戦後(昭和30年)法人に改組。銘柄を「鯉川」、「恋の川(純米酒、生貯用)」に絞り、独自のポリシーを持つ酒蔵として地道な販売 努力を実施してきました。 地元の米+酒蔵の地下水+地元の杜氏、これが鯉川酒造の酒のポイントであり、セールスポイントになります。 また、よく吟醸酒に使用される「山田錦」は関西地方以南でしか栽培できず、 これを購入しないとおいしい吟醸が出来ないと言われた時代もありました。 鯉川酒造では、自社の蔵人に米を生産させ、幻の米「亀の尾」を復活させ、 その米で大吟醸を製造しています。 |
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2016 ワインアドヴォケイト 日本酒部門
93ポイント獲得。800銘柄中第5位。