
秀鳳の歴史

蔵王連邦の麓、山形市の北東部に位置する山家(やんべ)町に1890年(明治23年)より、 初代武田庄五郎が始めた酒蔵です。
初代から三代目まで庄五郎の名前を襲名しました。
戦時中の企業整備令のため一時廃業していたが、1967年に酒造りを再開し、社名を有限会社秀鳳酒造場としました。
現在も創業の地の山家にて酒造りを行っており、国内外への出荷を行っています。 米と水、麹や酵母から香りと旨みを引き出した日本酒造りには定評があり、愛飲者を全国各地に増やしている蔵元です。
使用する米は山形県を中心に、兵庫県、岡山県、広島県産のものも。
日本酒度 -30〜+20、アルコール分 13〜18%までと幅広いです。
使用酵母は協会1801と山形酵母NF-KAを中心にM-310、601などを使用しており、 少量多品種で多種多様な酒質を実現している蔵元です。
また設備投資も旺盛で、酒質向上のために惜しまない努力を続けています。
近年の主な設備投資は下記のとおりです。
2016年 薮田式自動圧搾機
・2018年 ライン式フィラー 充填打栓樹、冷水チラー、MJPバッチ式洗米樹、MJP圧蜜三連式洗米樹
・2019年 バッチ式パストライザー、自動アルコール分析機、酸・アミノ酸測定器、冷蔵室
・2020年 サーマルタンク 4000L 2基増設
・2021年 麹室床張り替え
・2022年 ビン用ラインリンサー
豊かな自然と蔵の技を駆使して、個性ある酒造りを目指しており、 現代社会に生きる人たちの味覚に合うように、新しい米を使用した酒造りに果敢にチャレンジする酒蔵です。
さわやかな甘味はお酒に飲み稀てない女性にも楽しめ、 食事のお供というよりも単体で飲むのがおすすめです。
山形県オリジナルの酒米「雪女神」で金賞を獲得した大吟醸です。