【楯】の川 の「シールド」シリーズ
ご好評をいただいている無我シリーズに続くシールドシリーズです。
楯の川酒造の社名にもある「楯」 を英語で表すとシールドです。
ラベルに表現されている蔵元家の家紋である「源氏車」と、「盾(シールド)」 を融合したロゴマークは、
受け継がれてきたものを守り続ける意思を表しております。
今年からボトルデザインがリニューアルされます。
ロゴマークは、戦国時代に火縄銃や矢から身を守るために考案された「竹束」と呼ばれる竹の盾と、古くから魔除けとして用いられる籠目紋(六芒星)を組み合わせたデザインです。
「シールド」シリーズ第二弾は亀の尾
「亀の尾(かめのお)」は、1893年(明治26年)に、
現在の庄内町の篤農家阿部亀治によって発見された、"幻の酒米"と称される品種です。
その「亀の尾」を使用し、楯の川酒造の創業当時に行われていた、汲み水を詰める(仕込みの際に使用する水の割合を減らす)という、
特殊な仕込み配合で醸しました。
大山で大好評の十水と同じような濃厚仕込みを行っています。
亀の尾で醸した酒は味が濃く仕上がる傾向がありますが、この酒は楯の川らしく飲みやすさがある亀の尾です。
香りは一般的な楯野川シリーズよりもやや控えめ。
口当たりはよく、程よい酸が味を引き締め、日本酒度の数値ほどの甘さは感じません。
気品のある香りは食中酒に相応しく、甘酸の均整に優れた芯のあるお酒に仕上がっています。
楯の川は、庄内地方は昔から民間の篤農家による稲の品種改良が盛んな土地であることを踏まえ、
その歴史と産物を日本酒という形で守るため、亀の尾を採用しました。
亀の尾の入門編としてもおすすめできる一本です。
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