コードネーム(?) Snake Eyeの秘密
群馬県産の若水を50%まで精白し、ワイン酵母を使用して醸した無濾過生原酒です。
ラベルやビンも洒落ていますが、名前もまたユニークです。この「Snake Eye」ってなんだか分かりますか?
直訳すると「蛇の目」つまり「じゃのめ」です。このお酒のラベルの中心にある丸い模様がじゃのめです。
清酒が好きな方でしたらご存じかもしれませんが、きき酒用の猪口の底にある丸い模様を「じゃのめ」と言います。
紺色と磁器の白との模様の境界部分が最も色の判別がしやすいので、猪口の底にあのような模様が付いているのです。
その「じゃのめ」を使ったユニークな名前。栄光富士の遊び心とセンスの良さを感じさせてくれるラベルですね。
ワイン酵母仕込み!
このお酒がユニークなのはワイン酵母で仕込んだお酒ということです。
ワイン酵母と清酒酵母、一般的にはどのような違いがあるのでしょう?
まず最大の違いは醗酵温度の違いです。清酒酵母は7〜20℃ほどの温度帯で比較的ゆっくりと醗酵が進みますが、ワイン酵母は10〜12℃の温度帯になります。
清酒酵母よりもアルコール度数は低くなりますが、このお酒は一般的な清酒並のアルコール度数です。
肝心の味わいですが、日本酒度が表すとおりやや辛めの味です。酸味と同時に清酒にはほとんど感じられない渋みのようなものを感じるのは気のせいでしょうか?
もしかすると「ワイン酵母仕込み」というのが頭に刷り込まれているからかもしれません。
美しい香りや膨らみがある酸も感じられますので是非ワイングラスでお楽しみ下さい。
720mlの上の大きさは1800mlではなく1500ml。マグナムボトルサイズになります。
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