2011年から取り組んだ意欲作
今でこそ定番品となった日本酒の夏限定品「夏酒」。
日本酒業界では冬から春のしぼりたてと秋上がりの間の商品が抜け落ちていました。
そこで登場したのが夏にピッタリの酒質に設計されて醸された「夏酒」です。
麓井では県内でもいち早くこの夏酒の開発に取り組みました。
ほどよい吟醸の香りと、適度な甘味、そして清涼感を感じさせる夏にぴったりの純米吟醸です。
お薦めの温度は冷たい温度。
ラベルやビンの見た目のとおり、スッキリさわやかな味わいが楽しめます。
蔵元からのメッセージ
細身でスマート、かつ一定のやわらかさを併せ持つ酒質が得られる出羽燦々の特質を生かした「夏向けのすっきりと味わえる純米吟醸酒」です。
「夏酒」とほ言え、木格的な純米吟醸酒としての味わいを殺さないよう、加水は通常の商品と同様の16度合わせとしました。
透明瓶を使用し、清涼感を訴求することで、夏酒らしさを前面に出しました。また、昨年発売してご好評を頂いた「純米酒 Tlad&current」のラベルをもとに、青とシルバーを基調にした清涼感と高級感を訴求するラベルとしました。
この商品は生酒を冷たいまま瓶詰めし、陽煎瓶燗をおこなった1回火入れの商品です。みずみずしい吟醸香がお楽しみいただけます。
分かりやすい商品名にしたかったので特に表記しませんでしたが、これも「きもと仕込み」の商品です。
酵母は山形酵母を使用しました。吟醸香が過剰にならず、夏酒らしい舌触りの滑らかさや、のど越しの良さをお楽しみいただけます。
軽く冷やして、ガラスのぐい飲み等でお楽しみください。冷蔵庫で冷やすと若干冷たすぎるきらいがあるので、その際は手で温めながら、またほ飲みごろまでお待ちいただいてからお召し上がりください。
庄内特産のだだちゃ豆や夏の味覚岩ガキとあわせて、季節感をお楽しみいただくとよりおいしくお召し上がりいただけます。
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