サンジュリアンの名門シャトーサンジュリアンにある2級シャトーで、1855年に格付け当時、1級シャトーに次いで取引価格が 高かったのがグリュオ・ラローズだったというのは有名です。 何十年もの間、グリュオ・ラローズはサン・ジュリアンとしては最も巨大で、 内向的なワインを生産してきました。 新しい所有者であるジャック・メルローのもとでは、明らかに、より洗練され、素朴さやタンニンを 減らしたスタイルのグリュオをつくり出す傾向にありますが、 この近年のワインづくりの方向性は今後も続くだろうと予想されています。 ボルドー有数のネゴシアンであるコルディエ社が所有しているワイナリーです。 主に樹齢の若い樹から収穫した果実を使い、シャトー・グリュオー・ラローズと同じ方法で醸造されるセカンドワインです。 極上のヴェルヴェットのような厚く滑らかな味わで、グラン・ヴァンよりも早くから飲めるように作られています。 気軽に楽しめるラローズのセカンドもともとタニックで輪郭がハッキリとしているのですが、 こちらはセカンドですので兄貴よりも若いうちから楽しめます。 チャーミングで 当世風のエレガントさがあり、 そして優しく魅惑的な果実の風味を備えている赤ワインです。 樽熟成は16~18ヶ月間、新樽比率は35%です。 グリュオ・ラローズに対して、がっしりとして巨大すぎるという印象を抱いていた批評家も、ここをまた訪れてみるとよい。
このワインは、より繊細でエレガントな味わいとなってきているからである。
750ml
6,298円
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サルジェ・ド・グリュオ・ラローズの感想
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