木川屋から徒歩5分の場所にある「障がい者支援事業所 あすなろ」では、障がいを持つ利用者の皆さんが日々、 心を込めて木工品や刺し子、さをり織りなどの手仕事に取り組んでいます。
あすなろの職人たちは、器用さや効率ではなく「まごころ」や「個性」で作品を仕上げます。
使いやすさとあたたかみを兼ね備えた木工品、素朴で美しい刺し子、 自由な発想で色が躍るさをり織り...どれもが一点ものの魅力を放ち、暮らしにそっと寄り添ってくれます。
これらの作品は、木川屋 新橋本店・山居倉庫店・みなと市場店の各店舗にて実際に手に取ってご覧いただけます。実物を目にすると、その丁寧な手仕事と、作品に込められた想い、 そしてひとつひとつの作品の製作にかかった時間をきっと感じていただけるはずです。
手仕事のあたたかさと、地域とのつながりを感じていただけるあすなろの作品。ぜひこの機会に、あなたの暮らしの一部に迎えてみませんか?
木川屋で販売している、あすなろ作業所の作品売上の97%は制作を担った作業所へ、3%はクレジットカード決済などの手数料に充てられます。
商品をご購入いただくことが、作り手たちの励みになり、あすなろの活動支援へとつながります。
この刺し子作品は、障がいを持つ方々が一針一針、心を込めて丁寧に仕上げたものです。
伝統的な技法を大切にしながら、それぞれの個性が光る色使いや模様が特徴です。
作り手たちは日々の暮らしの中で、集中力と忍耐力を養いながら、自分のペースで作業に取り組んでいます。
刺し子の一針一針には、感謝や喜び、時には不安や希望といった、言葉では言い表せない想いが込められています。
作品を通して、誰かの手に触れ、日常の中で使ってもらえることが作り手の大きな励みとなり、自信にもつながっています。
この刺し子が、あなたの暮らしにやさしい彩りを添え、作り手と受け取り手をつなぐ温かな橋となることを願っています。
さをり織りは1969年に大阪で城みさをさんによって考案された手織りのスタイルです。
さをり織りは決まったルールに縛られず、自由な発想で色や糸を選び、思い思いに織り上げる手仕事です。
障がいを持つ作り手たちは、自分の感じたままに糸を重ね、唯一無二の模様や風合いを生み出します。
まっすぐに揃わない糸の流れや、予期せぬ色の組み合わせは、まさにその人にしか作れない「個性の表現」です。
機械では決して再現できないあたたかみと、意図しない美しさが、見る人・使う人の心を和ませてくれます。
作り手にとってさをり織りは、日常の中にある喜びや発見、自分らしさを見つける大切な時間でもあります。
この布には、技術ではなく「その人らしさ」が織り込まれています。
ありのままの表現が、誰かの心に優しく届くことを願いながら、今日も静かに織り続けています。
横糸を通して、打ち込んでをくり返し、好きな長さまで織ったら縦糸をほどき、完成した布をカットします。
ある時、お坊さんが教えてくれた。
「働きたいのは当たり前。幸せはモノや金でない。
幸せの一つ目は人に愛されること、二つ目は人に褒められること、 三つ目は人の役に立つこと、四つ目が人に必要とされることだ」
褒められ、役に立ち、必要とされることとは、まさに働くことだと気づいた。
「知的に理解力が低い人も、本能的に幸せを求めている。働きたい気持ちが人間を成長させるんです」
日本理化学工業は、黒板用チョークなどを製造する企業で、 社員の約7割が知的障がいのある方です。
1959年に特別支援学校からの依頼をきっかけに雇用を始め、以来「福祉」 ではなく「戦力」として継続的に採用。
個々の能力に合わせた作業環境を整え、視覚的サポートや工夫を多く導入しています。
実習を通じた採用でミスマッチを防ぎ、高い定着率を実現。
障がいのある方の働く力を引き出し、共に成長する職場づくりを続けています。






