酒米の王様「山田錦」の祖先、「山田穂」
1912年 誕生した酒米で、後の酒米の王様「山田錦」の親にあたる酒米です。短稈(丈の短い)の品種と、この山田穂をかけあわせて誕生したのが山田錦ですので、山田穂の栽培は山田錦以上に手間がかかりそうです。
心白(米の中心の白い部分、この部分が大きいほど酒米として優秀)の発現率は山田錦に劣りますが、雑味が少なく綺麗な酒質に仕上がります。
心白の発現率ですが、山田穂が元になり改良された山田錦が出来たわけですから、発現率が山田錦に劣るのは致し方ないところです。
「山田穂」名前の由来
山田穂の名前の由来はいろいろあるようですが、伊勢山田の近くで発見された背の高い穂を栽培したところ、立派な酒米ができ、豊受大神を祭る伊勢山田にちなんで、山田穂と名付けられたという説があります。
漫画「夏子の酒」でお馴染みの亀の尾も田の中に1本立派な穂があり、それを育てたところ...となっていますので、突然変異的な米を偶然育てた結果というのが、その後の品種改良に繋がったのかも知れませんね。
飲み始めの方にも無理なく楽しめるお酒
山田錦の祖先というと華やかな香りをイメージしますが、どちらかというと穏やかな香りがします。
香りの質は果実を思わせる吟醸香です。
+1の日本酒度以上に辛口に感じます。
その答えはしっかりとした酸にあります。
日本酒度は低めでも1.5の酸度が味を引き締め、+1の日本酒度の一般的な酒よりも少し辛口に感じます。
この時期のお酒らしく、ひと夏超えた熟成感有り、強めの酒質で旨味のあるものや少し脂分もあるようなお料理とも楽しめます。
後味はスッキリでキレは良い。
バランスの取れた純米吟醸です。
※画像および商品説明文は実際に弊社スタッフが唎き酒し全て自社で作成しています。
無断での引用・改変・転用は固く禁じます。
このお酒の成分
原料米 | 山田穂 |
---|---|
精米歩合 | 60% |
酵母 | 自社酵母 |
日本酒度 | +1 |
酸度 | 1.5 |
アルコール | 16% |
補足情報
飲み頃温度 |
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保管方法 | 冷蔵 |
化粧箱 | 別売 |
在庫 | 限定品につき、無くなり次第終了 |
おすすめの発送方法 | 夏季クール便推奨 |

720ml 1,815円 完売
1800ml 3,300円 完売
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上喜元 純米吟醸 山田穂60の感想
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