菊勇 純米吟醸 蔵一番

蔵元の良心が感じられる一本

良質の湧き水の宝庫、山形県最高峰の山である鳥海山の麓、酒田市本楯地区の契約栽培米を100%使用した純米吟醸です。

使用する酒米は山形県を代表する酒米である出羽燦々。誕生から10年以上の歳月を数え、名実ともに山形県の主力の酒米となりました。

出羽燦々の特性を知り尽くした蔵元が丁寧に醸しあげたのがこの純米吟醸です。

香りは華やか、バランス良くやわらかい酒質

菊勇はどちらかというと辛口で硬い酒質が特長の蔵元でしたが、昨今は吟醸造りの技術がかなり向上し、以前よりもレベルの高い酒造りが行われています。

このお酒もその例に漏れず以前の菊勇とは違う、いわば新しい菊勇のお酒です。

香りは新酒らしいフルーティで華やかな香りですが、けして香りが突出しているわけではなく、ちょうどよいボリュームです。

日本酒度は+3と以前の菊勇ではない低さ(甘さ)になります。ただ単に甘味が多いのではなく、米の旨味を感じる味です。

また、酸度も1.6と従来の菊勇の酒よりもかなり高くなっています。芳醇な味と米の旨味、それがうまくバランスした酒になっています。

この価格と酒質で化粧箱付きのお酒です。ちょっとした贈答品にも重宝される蔵元の良心が感じられる純米吟醸です。

このお酒の成分

　補足情報

飲み頃温度
化粧箱	専用化粧箱付き