世界第一位のワイン生産国、イタリア
イタリアは世界のワイン生産量の20%以上を占める年間720万klを生産している世界第一位のワイン生産国で、この量はヨーロッパ以外の国々の総生産量を上回るものです。
古代ギリシャ人がイタリアを指して「エノトーリア・テルス」(ワイン造りに最適な地)と呼んだほど、イタリア全土の風土がブドウ栽培に恵まれています。
南北に細長い国土で、土地ごとに多様なワインが産出され、その羽場の広さは他の国に類を見ないほどです。
地形的に山岳が果たしている役割は多く、北のアルプス山脈は中央ヨーロッパの冷たい風を遮り、イタリア半島の中央部に背骨のように傾斜地をつくっています。全体的に地中海性の機能の影響を受けています。

北部のワイン
北部イタリアは涼しい機能のためにブドウはゆっくりと熟すことができ、複雑な風味の高級ワインの生産に適しています。
またブドウ栽培やワイン醸造の研究が専門の学校で行われ、そのレベルはフランスやドイツ、アメリカにも負けないほどになっています。
近年辛口の白ワインや発泡性ワイン用として、シャルドネやピノ・ノワールの植え付けが増えています。

中部のワイン

中部イタリアでは、この地域で造られるD.O.C.およびD.O.C.G.のワインのほぼ半数がキアンティの生産量で占められています。
また、サンジョヴェーゼやモンテプルチアーノから品質の良いワインが生産されていますが、この地方で特筆すべきはヴィーノ・ダ・ターヴォラから素晴らしいワインが生み出されていることでしょう。
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、ピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランから造られるワインも次々と生まれています。

南部のワイン

南部イタリアはイタリア全体の生産量の40%を産出しておりブレンド用のワインというイメージがありましたが、近年は著しく品質が向上しているワイナリーもあります。
近年はたいへん魅力的な地域として注目されています。
いずれのワイナリーも近代的な設備を導入し、またイタリア人の自由な気性を反映してD.O.C.G.にこだわらない、中身で勝負といったスーパーテーブルワインを生産しているワイナリーもあります。

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