初代TT。
フェルディナント・ピエヒがAudi・VWの会長に就任した後に登場したスポーツクーペです。
シャシーはゴルフと共通だとは思えないデザインですね。
ゴルフと共通ということはFFなわけですが、FFならこのようなクーペスタイルでどっかのRRのようにルーフラインがなだらかに下がる必要性はないのですが、これは雰囲気を重視している車なので十分有りなのです。
手軽にオープンスポーツを楽しみたい。
そんな需要はその当時は今よりもずっと多く有りました(日本以外の方が)
なので、MX-5やMGなどいろいろなメーカーからさまざま車種が登場していました。
重厚長大が大好きなピエヒおじさんにしてはとてもよくまとまった初代TT。
二代目の方がスポーティで、性能もアップしていますが、より「らしい」のは初代な気がします。
しかし、TTクーペってルーフ黒のツートンでしたっけ? とオーナー様に尋ねたところ
「よくぞ聞いてくれました」とのこと。
これは限定150台のTTクワトロスポーツ!
1.8Lのエンジンは専用チューンで240PSに。
サスペンションに軽量化にぬかりなモデルです。
京都からのお客様でしたが、奥様ともう1羽のパートナーさんと一緒に旅をされています。
ご来店ありがとうございました。またぜひお越しください。