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造りの大半を生もとで行う蔵元です。生もと造りというと、庄内ではまず初孫(東北銘醸)が思い浮かびますが、麓井と初孫は親戚関係にある蔵元です。
鳥海山の南側の麓に位置するたいへん良好な水質の水源を持つ麓井。
創業当時、藩主酒井家の分家の人々から酒造りの指導を受けた 事から、酒井家の「井」、地名の「麓」を合わせ「麓井」となりました。
代表作に酒人生を凝縮したような酒、大吟醸 圓があります。
麓井 蔵元紹介
麓井の特徴の一つはまず水質の良さです。鳥海山は日本で有数のブナの原生林が存在する貴重な山ですが、その麓に位置するこの蔵は豊富な湧き水に恵まれ、酒造りだけでなく、飲み水としても多くの人々が水を汲みにやってきます。
当店も時間をみつけては麓井の八幡町に行き水を汲んでいます。これで炒れたコーヒーは旨いんですよね。
この水はサントリーのミネラルウォーターにも採用されたことがあります。話がそれてしまいましたが、仕込みにも適している証拠に酒田市内の蔵元もこの水をわざわざ毎日汲みに行っていることです。
麓井のもう一つの特徴、それは酒質です。全体的に淡麗傾向があるのですが、生もと造りによる足腰の強さが絶妙にバランスしており、
日本酒を飲み馴れない方には口当たりと喉越しの良さが、ある程度酒歴を積んだ方には酒のバランスと奥行きの深さが味わえる蔵元です。
これからの麓井
麓井の佐藤社長のご子息の佐藤市郎専務が来店されました。佐藤専務は昨年九月から蔵に入られ、今年初めての造りを経験されています。
麓井は初孫と親戚関係にある蔵元です。造りに関しても、初孫同様、生もと造りを得意とするなど、共通点の多い蔵元です。
杜氏も五年ほど前にかわり、新しい酒にも取り組み始めています。
佐藤さんは、まずは酒造りそのものを知らなくてはいけないという観点から、今年は造りに専念されています。
お話しを伺ったところ非常に真面目な方というのが第一印象でした。
これから麓井の酒もより旨く変わっていくことと思います。たのしみですね。画像は手前が佐藤さん、奥が営業担当の堀さんです。 |