蔵見学
Dさんの一声で麹室を重点的に見せていただくことになったが、その前に 「酒造りは何といっても麹。1.麹、2.麹、3.麹とも言える。そのため
にも良い蒸米が欠かせないので、洗米・浸漬には徹底的にこだわっている。 ですから、うちは1.原料処理、2.麹、3.麹」という言葉通りの小分け
してステンレスの笊に入れられた白米が並ぶ光景を見せられた。小型(ホン トに小さい)の洗米機を見せてもらったが、たぶん一笊毎これにかけている
のだろう。浸漬も全てが蔵の目指す値におさまるよう吸水を管理している。
蒸米は連続蒸米機。放冷機で冷まされた後に普通酒用の製麹機、今回見せて もらった麹室、モト(酒母)や仕込みに運ばれる。製造石数は聞かなかった
が、釜では間に合わないとなると、3,000以上5,000石未満くらいか。
2Fにある手造り用の麹室は3室に分かれ、中で行き来ができるようになっ ている。最初の室は少量が毛布にくるまれ寝かされている。次は蓋に盛りつ
けられ、最後の室は出麹待ち(??)。「いきなり出すと湿気を呼ぶので、ある 程度温度を下げてから取り出す」と言われたが、温度の確認を失念。室中で
枯らしをやるとも思えないのだが…
仕込みタンクでは山形・M310(メイリ製。スーパー・メイリ?)・No.86と 3種類の酵母で仕込まれた醪を見る。 各酵母のカプロン酸値(GM(?)は、山形:4、M310:8、No.86:12とのこと。
No.86のものは上槽直前のようだが、カプロン酸系とは思えない、異なる香 り。「でしょう?」と案内してくださった方も言っておられた。???
別の小さな仕込み室で山田錦の醪まで見させていただく。我々が持ち込んだ 雑菌が突然変異であの醪を大化けさせる…… ってことはないと思う。(--;