第11回 酒田の新酒を楽しむ会 & きき酒選手権酒田地区予選会

今年もこの季節がやってきてしまいました!
みなさんお楽しみの会です。


取り仕切るは麓井の市郎専務。皆さんお馴染みですね。


この会を運営している酒造協議会の担当でもあります。
この日までいろいろ試行錯誤しておられました。毎回人気が上がっているのは努力の賜物ですね!


こちらも酒造協議会の重鎮、上喜元 佐藤正一社長。
会を代表してのご挨拶となりました。


酒田市の本間市長も駆けつけました。
全国でも名称に「酒」が入るのは酒田のみです。酒田にとって酒は大事な産業でもあり文化でもあります。


乾杯! ということで始まりました。
当店からは8名、酒田醗酵3名、合計11名で参加です。

チケットは270枚ですが、当店で100枚弱ほど販売しました。
今年も売り切れ。大人気の会です。


今年も各蔵元がブースを展開。
まずは清泉川さん。社長、跡取りのご結婚おめでとうございました。


ぐびぐび飲む人...。仕事です。


こちらは菊勇の佐藤社長。先日はありがとうございました。


上喜元は大ちゃん登場。


まるで学校の先生のような杉勇の茨木社長。
知的です。きき酒の答えを解説中。


結果発表です。
上位入賞者には前回のチャンピオン、剛さんより景品が手渡されます。


おお! 同じエプソンの野村さんも上位入賞!!
安定した成績ですねぇ。


上位入賞者は表彰されます。ぜひ県大会も行って下さい。


まだまだ新酒を楽しむ会は続きます。


お楽しみの抽籤会もありますよ。


表彰はどんどん進みます。おめでとうございます。


M田さんめちゃくちゃ喜んでいます...。(^^;;;)


初孫です。いつもありがとうございます。
勉強をかねていろいろ試飲しました。


こちらは東北泉のブース。社長お疲れ様です。


麓井のブースは高校の同級生の佐藤君。
分析も担当されています。


各ブースも盛り上がっています。


木川屋スタッフは最高のくじ運の持ち主、工場長が欠席ですが今回の抽籤はどうなるか?


抽籤開始!
うん!? 早速当店スタッフ 山居倉庫店の進藤が当選!


同じく山居倉庫店の阿部も当選!
実は私も当選していたのですが、取りに行くのが遅れてしまい市郎さんにスルーされてしまいました。orz


今回おしくも優勝を逃した剛さんですが、ベスト10にいつも入るあたりは流石です。
来年頑張ってください。


きき酒といえばこの人。加藤さん。
今年ももちろん参加です。


上喜元軍団現る。
小名君に丸高の剛さん。上喜元を楽しむ会でもお馴染みの方々です。


加賀谷さんはスケジュールの都合がなんとかなってのご参加。
本間さん楽しみましたか?


まわりの人が急に巨大化してしまいました...。


本間さん...押しつぶされそうですね。


こちらは阿部鮮魚店軍団。


佐々木さんの後ろで阿部社長が...


エプソンの重鎮 本間さんです。
いつもありがとうございます。今年の会はいかがですか?


グリーンな渡部君。
きき酒は初参加の前回が14位で今回は11位!
安定した好成績です。来年はシングルなるか?


当店のお客様グループも好成績でした。
おめでとうございます。


相変わらずの名コンビです。


戦利品をゲットして帰還する小名君。


上田さんも楽しまれましたか?


木川屋スタッフで初孫の雅樹さんを囲んで。


菊勇の佐々木会長も参加されていました。

今回も楽しい会でした。また来年もお会いしましょう!

幸さんと営業部長

発送業務が増えてきているため、昨年の12月から新入社員で高橋 幸(さち)さんが加わりました。

前職で経理事務を長くされていたので、経理処理もバリバリこなします。
またたいへん字が綺麗な方です。

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幸さんは動物好きです。営業部長も甘えられる人が増えて満足そうです。

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おしり叩いてー、とポーズ。
営業部長はおしりを叩いてもらうのが大好きです。

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苦しゅうないと満足気な営業部長。

新橋本店はスタッフ6名・山居倉庫店2名・みなと市場店2名、合計10名+営業部長でがんばっています!

菊勇 蔵見学

今回は近年酒質向上著しい菊勇にお邪魔してきました。

この日はこの時期にしては本当に珍しい快晴の天気!
この蔵元に来る時にこの天気になるのは本当にありがたいのです。
理由は後ほど。


出迎えて下さったのは、佐藤社長といつもお世話になっている高橋課長です。


今年の造りや米の出来など、業界の話題を少々。
私と同行したのは本店勤務の古家と、みなと市場店担当の佐藤です。
菊勇は4つの造り酒屋が合併してできた会社ですが、合併から40年だそうです。


この日は鑑評会用の洗米もしていました。


菊勇の建物は鉄筋コンクリート3F建てです。
一番上の階が洗米等の原料処理を行うところで、その後仕込みが進むつれて下こ製品が降りていく感じになります。


精米は水流で洗うタイプ。


今はこのタイプを使っている蔵元が本当に多いですね。


浸漬時間(水に漬ける時間)は秒単位できめ細やかに調整します。


原料米の前処理を行うところからは屋上に出ることができます。
この屋上からの眺めが素晴らしいのです。


庄内平野の小高い丘陵地帯にある建物なので、平野がほぼ360度見渡せます。
このようなシチュエーションは多分ここだけではないでしょうか?


この日はこの時期に珍しいたいへんな青空で、鳥海山も美しく映えます。


こちらは日本海。


庄内に住んではいますが、絶景に見とれてしまいます。


14mmの広角レンズで。


35mmフルサイズのセンサーのカメラを持って来ました。
広角レンズで周辺減光(画像の四隅が暗くなる)が発生しますが、あえてこれを補正しないでそのままに。宇宙まで映るような感覚ですね。


雄大な景色です。


雪にも反射して目をあけるのもたいへん。


さて、再び3Fに戻って蒸しの工程を見学します。


これが甑(こしき)です。この釜でお米を蒸します。


明日の蒸しに使う米が入っていたので覗きます。


蒸しの説明をする佐藤社長。


こちらは水切り中の米です。


社長に続いて2Fに部屋へ。


麹室にやってきました。
これは麹をつくるための容器(麹蓋・こうじぶた)です。


麹室(こうじむろ)に入ります。


室の中は広いです。


これが蓋麹製法。
わっぱも使っています。


この方が菊勇の鈴木杜氏。
地元のご出身です。


光に映える美しい粒。
これは鑑評会出品用の山田錦35%精米の麹です。
特別に見せて頂きました。


杉材が手に入らなくなっているので、どの蔵もこのような道具を大事に補修しながら使っています。


もうすぐこの麹も使われます。


ここは酒母室です。
いよいよ仕込みがここからスタートします。


課長が歪んじゃっていますが(^^;) 酒母です。


こちらは温度調整用の暖気(だき)。


菊勇には酵母培養の設備もあります。


1Fに降りて来ました。
ここは仕込み部屋です。


「醪(もろみ)を飲んでみますか?」と社長。
少しごちそうになりました。


このタンクはサーマルタンクです。


サーマルも6つ確認できます。


比較的価格帯が低いお酒はこちらのやや大きめのタンクです。
3tくらいの大きさでしょうかね?


出品酒に使用する斗瓶が置いてありました。


この瓶にお酒が入ります。


出品用にお酒は雫採りで搾りますが、それ以外は薮田式の圧搾機で搾ります。


こちらは-2℃設定の貯蔵室。
先代の佐々木社長が品質向上のために設備投資されました。


SFフィルターも使用しています。


特定名称酒は全て蓋麹製法という蔵はあまり聞いたことがありません。
設備も適時更新し、最近では酒質はめきめきと向上しています。
その成果が現れているのですね。


ご厚意で、きき酒もさせて頂きました。


自分たちが扱う大事な商品。きき酒も真剣です。


前回の全国新酒鑑評会では酒田地区で唯一の金賞受賞です。
全国新酒鑑評会も昨年が100回目だったのですね。今年も期待しています。


蔵の外観です。
本当に良い天気でした。


佐藤社長・高橋課長・蔵人のみなさん・営業事務担当のみなさん、本当にありがとうございました。たいへん勉強になりました。

今後の製品づくり、ますます期待しています!

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