出羽桜 研修日記 2日目

今日から本格的な仕事のはじまりです。 今日は6時に出麹(出来上がった麹を室から出して枯らし場という麹を 乾燥させる部屋に運ぶ作業)を行いました。

朝の櫂入れ(醪のタンクに櫂棒を入れてかき混ぜる作業です)、蒸し米の引き込み (麹になる米を麹室に入れる作業です)掛け米を放冷機で冷やす作業というふうに 昨年と変わらない仕事内容です。

昼前には室に入って麹を振って種付けをします。 麹米に麹菌を振るわけですが、うまく振らないと均等に種付けできません。 よく米を揉んで均一に麹が広がるようにしますが、室の中は30℃近くあるので 上半身裸での作業になります。

出羽桜山形工場では薮田を使っておらず普通酒から大吟醸までほとんどのお酒を 押し槽でしぼります。槽は二つあって一度搾ったものをとなりの槽に移して しぼりなおします。 積み替えという作業ですが、慣れないとこれも結構な重労働です。

夜は昨日と同じように切り返し作業をしました。昨年との大きな違いは蔵の雰囲気です。 昨年は大吟醸の搾りが残っていましたし、いろいろな作業が残っていたので 蔵の雰囲気がぴりぴりしていましたが、今年は一段落ついたせいか 和やかに感じます。

これから切り返しですが、明日は今年最後のもと(酒母)の仕込みがあるそうです。

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